近隣のお宅が軒並み外壁塗装をされており、外壁の汚れがより一層目立っているのが気になっていました。
工事後は気になっていた正面の蔦もきちんと除去して、カルクウォールできれいに仕上げています。

この白さは、Ｓ様の想像以上の仕上がりだったそうです。綺麗な家が並ぶ一角でより一層目立つお家となりました。

まずは足場を組立て、近隣のお家に迷惑が掛からない様メッシュシートで養生をします。
その後、高圧洗浄にて外壁面の汚れを落としていきます。

数箇所クラックが見受けられたので、コーキングにてしっかり補修をしていきます。
カルクウォールの下地にはミネラル材を塗っていきます。この後、乾燥させる為に２４時間放置しておかなければなりません。

「カルクウォール」は漆喰の為、沈殿して分離してしまいます。施工前には攪拌機を使用して柔らかいクリーム状になるまで十分に混ぜていきます。
「カルクウォール」が乾いて固まらない内に、素早くコテでパターンをつけて塗りつけていきます。これぞまさに職人技です。

仕上げ方法は色々あり、刷毛、スポンジ等で質感を出す事も出来ます。
Ｓ様のご希望「雲」をイメージしたコテ仕上げです。

予想以上の壁の白さに奥様も大喜び。
「緑が映えるからガーデニングでもしてみようかな。」おっしゃられた笑顔が印象的でした！
本来の外壁塗装は工事完了直後の仕上がった時が一番綺麗ですが、この「カルクウォール」は再石灰化する塗料です。塗り終わった後も自ら白くなっていき、白さが長持ちする、魔法のような材料なので5年後、10年後が本当に楽しみです。