工事内容:
屋根葺き替え
使用材料:
屋根:ケイミュー「ルーガ(鉄平)」
屋根葺き替え:
114万(足場込み)
その他工事:
諸経費、消費税、他:19万
屋根葺き替え
S様から耐震改修のご相談をいただき、お手伝いをさせていただきました。
耐震診断をし、強度的な計算をし、打ち合わせをし、瓦屋根の葺き替えを行う事にしました。
重い日本瓦から軽い素材の瓦に変えることで、地震時の揺れ幅を小さくできるので耐震性能向上に繋がります。
施工写真
はじめに既存瓦を一枚一枚撤去し、瓦の下にある土を撤去します。
瓦は一枚2~3kgもあるので、中々大変な作業です。
瓦や土を撤去を撤去し掃除をすると、屋根の下地である野地板が現れました。
傷んでいる野地板は補修します。
既存の野地板の上に新しい構造用合板を重ね張りします。
大きいため施工性も良く、隙間なく張ることができるので雨漏りリスクも低下します。
構造用合板の上にルーフィングと呼ばれる防水シートを敷きます。
「改質ゴムアスルーフィング」と呼ばれる、改良された耐久性の高いルーフィングシートです。
屋根内部の雨漏りを最終的に防いでくれる「二次防水」の役目を持ってます。
新しい屋根材を取り付けしていきます。
今回使用する屋根材はケイミューの「ルーガ」です。
建築基準法において、ルーガは「軽い屋根材」に分類されており、陶器瓦に比べて半分の重さです。
「ルーガ」にも種類があり、今回は平たいデザインが特徴の「鉄平(てっぺい)」という商品を採用いただきました。洋風住宅用としておすすめの屋根材ですが、日本瓦からの葺き替えにも対応できます。
デザイン性にもこだわりを持たれていたS様にも気に入っていただけた屋根材です。